鈴木祐さんの「最高の体調」をわかりやすく要約

パレオな男こと鈴木祐さんの本「最高の体調」がくっそ面白かったです。

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ざっくり要約すると

  1. 先進国の現代人は心身ともに疲弊してる
  2. 古代と変わらぬ暮らしを続けてる狩猟採取民族は心身ともに健康
  3. 古代と現代のミスマッチを修正すれば心身の健康が改善する

つまり、現代人は先進国特有の生活スタイルのせいで、心身ともにパフォーマンスが上がっていないのではないかというわけですね。

先進国は豊かになるにつれて幸福度が下がっている

本の中で紹介されている、「現代の矛盾」というエッセイがグッときます。

人間は長大きなビルを作ったが、気は短くなった
道路は広くなったが、視野は狭くなった
家は大きくなったが、家族との関わりは小さい
便利になったのに、時間がない
薬は増えたのに、健康な人は減った
(一部を要約)

ボブ・ムーアヘッド

先進国は豊に発展した一方で幸福感が下がっている一方、狩猟採取民ハッツァ族には「うつ」「未来への不安」「糖尿病、ガンなど」が見られないというデータが、「最高の体調」の中で紹介されています。

しかし、狩猟採取民族を都会で生活させたら、驚異的な集中力や運動力が落ちていくんだそうです。

体調やメンタルの異常は、遺伝的影響もさることながら『環境』の影響が大きいのでは?というのが「最高の体調」で述べられていることです。

たとえば「ブルーライト(人工照明)で眠れなくなるメカニズム」は有名で周知されていることですね。

僕らの脳や体は「原始の暮らし」の方が長すぎて、現代の急速な変化についていけてないのでは?と考えられるわけです。

現代と古代のギャップを修正する

ハーバード大学の古代人類学者ダニエル・リーバーマン氏は、現代人と古代人のギャップを引き起こす原因を3つのフレームワークでとらえたそうな。

  • 昔に比べ多すぎる:古代には少なかったが今は豊富なもの(砂糖、脂質など)
  • 昔に比べ少なすぎる:古代には豊富だったが今は少ないもの(運動時間、野菜摂取量など)
  • 昔に比べ新しすぎる:古代には存在しなかったが現代にはあるもの(人工照明、仕事のプレッシャーなど)

こういった「現代と古代のギャップ」を修正し、最高のパフォーマンスを導き出そうというのが「最高の体調」の大筋の内容でございます。

まとめ

以上です。

豊かになることが逆に、幸福感を下げることもあるんだなぁと、考えさせられる一冊でした。

もちろんその解決策がふんだんに語られている本なので、これからも定期的に読み返して、ストレスを受け流す参考にしようと思います。